近年ではIT技術の発展に伴い、PC・スマホ・タブレットといった端末でWebブラウザを活用して簡単に調べものをしたり、動画を観たりすることができます。
しかし、広告の表示によりストレスを感じている方も多いのではないでしょうか。
当記事ではBraveブラウザのメリット・デメリットや使い方、危険性についてわかりやすく解説します。
広告に邪魔されず気持ちよくWebブラウザを使用したいと考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
Braveブラウザのメリット
Braveブラウザを使うメリットについて知りたい!
ここでは、Braveブラウザのメリットについて詳しく紹介します。
広告を非表示にできる
Braveブラウザの大きなメリットの一つが広告の非表示機能です。
Google ChromeやMicrosoft Edgeなどの他のWebブラウザを使用すると、基本的に広告が表示されます。
そのため、調べものをしたり、動画を閲覧したりする際は、広告にストレスを感じることもあるかもしれません。
しかし、Braveブラウザであれば、特別な設定をしなくても広告を非表示にすることができます。
ブラウジングのスピード向上
広告の表示やCookie(クッキー)の蓄積を防止できるため、他のWebブラウザよりも高速でブラウジングすることができます。
広告を表示させるためには、処理が必要になります。
Braveブラウザではその処理が不要になるので、ブラウジングのスピードを向上させることが可能です。
また、広告表示処理が必要なくなることで、バッテリーの消耗速度を遅くすることもできます。
通信量の削減
Braveブラウザを使用すれば、広告を非表示にし、高速でブラウジングすることができます。
そのため、通信量を削減することも可能です。
また、Braveブラウザには動画をダウンロードする機能も搭載されているので、オフライン再生を実施することで通信量を減らすこともできます。
ただし、使用する端末によってダウンロード機能が使えない場合もあるため注意が必要です。
安全性が高い
Braveブラウザはプライバシー保護やセキュリティ対策に力を入れているので、安全性が高いです。
「Brave Shields」により、クロスサイトトラッキングやCookie、フィンガープリンティング採取などをブロックすることができます。
また、Braveブラウザには、マルウェアをブロックする機能も標準搭載されています。
さらに、Braveブラウザを運営しているBrave Software社は、データを収集しないことで情報を保護するポリシーを構築しています。
個人情報は取得しないことで、プライバシーを守り、安心してインターネットを利用することが可能です。
広告を敢えて広告を表示することで報酬ゲット
Braveブラウザは設定により、広告を敢えて表示させることができます。
「Brave Rewards(ブレイブ・リワーズ)」を利用することで、広告表示が可能です。
広告を閲覧することで、報酬としてBATポイントが付与されます。
なお「BAT」とは、「Basic Attention Token(ベーシック・アテンション・トークン)」の略称で、Braveに紐づく仮想通貨の一種です。
また、BATを獲得するには仮想通貨取引所の口座開設が必要です。
この仕組みを採用すれば、Braveブラウザを活用して報酬をゲットすることができます。
Braveブラウザのデメリット・危険性
Braveブラウザを使うデメリットや危険性について知りたい!
ここでは、Braveブラウザのデメリット・危険性について詳しく紹介します。
画面がきちんと表示されない場合がある
Braveブラウザでは、画面がきちんと表示されない場合があります。
広告の非表示機能やブラウザの設計に問題があるかもしれません。
例えば、広告の出る前提で設計されているWebサイトをBraveブラウザを使って閲覧すると、表示崩れが発生し見づらいページになってしまう可能性があります。
BraveブラウザとGoogle ChromeやMicrosoft Edgeなどの他のブラウザを併用して上手く使いこなすのがおすすめです。
知名度が低い
Braveブラウザは知名度がまだまだ低いです。
Braveブラウザを使って作業して誰かに共有しようとすると、「なぜそのWebブラウザを使っているのか?」といった疑問を持たれる可能性があります。
知名度が低いことは、保守的な性格の人にとってBraveブラウザを使うことの懸念点になるかもしれません。
クラウドソフトや翻訳機能が使いづらい
Google ChromeやMicrosoft Edgeであれば、Webブラウザ上でGoogleドキュメントやエクセルといったクラウドソフトを簡単に操作することが可能です。
また、これらのWebブラウザを使用する場合、翻訳機能を使って英語のサイトでも日本語に翻訳して閲覧できます。
しかし、Braveブラウザを使用する場合、クラウドソフトの連携に時間や手間がかかります。
ただし、今後Braveブラウザはさらに開発が進められる可能性もあるので、もっと使いやすいブラウザになるかもしれません。
このように、Braveブラウザにもデメリットがあるので、他のブラウザと併用して使用することを推奨します。
Braveブラウザのおすすめの使い方
Braveブラウザはどのように使ったらいいのだろうか?
ここでは、Braveブラウザのおすすめの使い方について詳しく紹介します。
1.Braveブラウザをインストール・ダウンロードする
まずは、PCであればBraveブラウザの公式サイト、スマホ・タブレットであればアプリストアでBraveブラウザをインストール・ダウンロードしましょう。
インストール・ダウンロードできたらソフトを開き、簡単な設定を行っておくのがおすすめです。
例えば、カスタマイズ機能で背景を変えたり、「Brave Rewards(ブレイブ・リワーズ)」の登録を行ったりすることが挙げられます。
なお、特に設定をしなくてもWebブラウザとして十分に使用できるので、心配は不要です。
2.BraveブラウザでYoutubeを閲覧する
Braveブラウザを使用すればYoutube動画の広告を表示せずに動画を楽しむことができます。
これにより、多くの時間や通信量を削減することが可能です。
やるべきことは、BraveブラウザでYoutubeサイトを開き、閲覧したい動画を選択するだけでです。
3.ダウンロード機能を活用してオフライン再生を楽しむ
スマホ・タブレットを使用している方は、Youtube動画をダウンロードすることができます。
ただし、一部の端末にはこの機能が対応していません。
Youtube動画をダウンロードしておけば、通信量を気にせず外出中などに動画を楽しむことが可能です。
また、プレイリストを作成することで、ミュージックアプリのように音楽をオフラインで聴くこともできます。
このような機能を利用すれば、Youtubeプレミアムやミュージックアプリへの課金が不要になり節約が可能です。
目的・用途に応じて使用するWebブラウザを使い分けよう!
Braveブラウザは広告を非表示にできるWebブラウザの一つです。
安全性にも優れているので、安心して利用することができます。
ただし、表示崩れや知名度の低さなどのデメリット・危険性もあるため、他のWebブラウザと併用して使い分けるのがおすすめです。
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